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【DVD】MAKING MICHAEL JACKSON'S THRILLER (メイキング マイケルジャクソンズ スリラー) [20110729]
今回ご紹介するのは「【DVD】MAKING MICHAEL JACKSON'S THRILLER (メイキング マイケルジャクソンズ スリラー)」です。
歴史的アルバム「スリラー」発表の一年後にアメリカで発売され、その後日本で字幕付きでVHSとLDで発売。
当時かなりのセールスを記録し、当時は短編映画として劇場公開されたほどの作品です。
making MJ thriller
リアルタイムでこの作品のビデオやLDを所有して熱狂していた人たちはDVD化を待ち望んでいた方も多いであろう今作。
今となっては「メイキング映像」といってもありきたりな感じがするが、当時はビデオクリップをショートムービー仕立てにしたのも映画ではないのにメイキング映像を発表したのも全てが初めての事。

マイケルは他のアーティストで言う所のビデオクリップでありPVの事を「ショートフィルム(SF)」と呼び、どのアーティストよりも仕上がりにこだわりまくっていた事は周知の事実。しかもその先駆けとなって、世界中を震撼させた作品が「スリラー」であることは言うまでもない。

私自身もリアルタイムで見た人間ではないが、いざ見てみると、やはり鳥肌もの。
まずはおそらく全世界のほとんどの人たちが一度は目にした事のあるであろう「スリラー」本編から始まる。
「スリラー」に限った事ではないが、マイケルのSFは何度見ても見飽きる事のないのが落ち着いて考えると何とも不思議である。

今でもMJファンからすると観光名所となっている通称「スリラー通り」で撮影する事をかぎつけたファンたちの喜びの声がいくつかあり、メイキングへ。
いざ観だして見ると、作り込みが非常に親切丁寧である事を感じる。スリラーのルーツとなった「狼男アメリカン」という映画の話が出てくると、その映画の一部が流れ、続いて「ジャクソン5」の話になると当時の映像が流れ、「Beat It」、「Can you feel it」の話になった時もしかり。

この手法を用いられると非常にわかり易いビデオになり、ただのメイキングビデオではなくなってしまう。
マイケルファンもいい感じでおさらいができ、知らなかった知識も増え、何よりマイケルファンでない人までちゃんと楽しめる仕上がりになっている。
当時からスーパースターだったマイケルだが、どのタイミングから本当のスターになったかといえば、やはりアルバム「スリラー」発表の頃が急速にファンを増やしたのではないかと思われ、マイケルの歴史の中でもひとつの節目である事は間違いない。
そう考えると、この手法(マイケルファンでない人まで楽しめる構成)は新たにマイケルファンを増やす為なのかと思うと、考えてるなぁと思ってしまう。

他にもダンススタジオであのスリラーの振り付けのレッスンをしている風景を見ていても、よくよく考えるとその後こういった映像もほとんどなく激レア映像であり非常に新鮮であり、何度となく観た「スリラー」の本番のシーンを撮影している風景を別のカットで見たり、マイケルの目に黄色の目のコンタクトを入れている瞬間を見たりしていると、音楽界の歴史が動く直前に立ち合った気がして身震いをしてしまう。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイで、日本語字幕が入ります。)

それだけではなく、監督ジョン・ランディスとの楽しい掛け合いや、恋人役女優のオーラ・レイ相手にじゃれ合い、何故かテンション上がりすぎて発狂しているマイケルやそのファッションなど、思わずつっこみたくなるようなシーンも満載!

当時としてはありえない構成で楽しめたこの映像。熱中した人がたくさんいるのもうなずけるし、今見ても全く古さも感じさせない。
スリラーで最先端メイク技術、「キャプテンEO」で最先端3D映像技術、「ゴースト」で最先端CG技術、作品を出すたびに確実に我々を驚かせないと気が済まないのがマイケル。
そのパイオニアとなったこの作品はたかがメイキング映像だと思うなかれ!
メイキング映像集がひとつのドキュメント作品となっている今作、必見映像です。

うれしい日本語字幕版と字幕なし版を収録。時間はそれぞれ58分ですがあっという間に過ぎ去ってしまいます。
画質は文句なくキレイ。VHSを所有している人も買いなおしてもいいのでは。


2011-07-29(Fri) 10:42 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】LADY GAGA GLASTONMURY FASTIVAL 2009 (レディ・ガガ グラストンベリー・フェスティバル) [20110727]
今回は番外編として、マイケルとかかわりの深かった人の中のひとり、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの「レディ・ガガ」。
彼女の珍しいライブ映像「【DVD】LADY GAGA GLASTONMURY FASTIVAL 2009 (レディ・ガガ グラストンベリー・フェスティバル)」を紹介いたします。

2009年6月26日、イングランド・ピルトンで1970年から行われている老舗の世界最大規模野外ロックフェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」でのガガ出演時の超過激なステージ映像。

(ちなみに2009年6月26日といえば・・・「あの日」の翌日となるわけです。この日出演の多くのアーティストもステージ上でマイケルへの追悼の意を表していたそう。)

ガガが尊敬するアーティストの一人としてマイケルを挙げているが、マイケルも彼女をかなり早い段階からリスペクトしていたのがいろんなニュースを耳にしていてもよくわかる。
マイケルが行う予定だったラストコンサート「THIS IS IT」の前座に決定していたとか、マイケルがガガの楽曲の著作権を購入したとか・・・
とにかくマイケルがいち早くレディガガの才能に気づき、ぞっこんだった事には間違いなさそう。
マイケルと同じく、その他大勢の人がすることに興味がなく、周りにバッシングされようが常に「オンリーワン」を求めて突き進んでいく姿に共感できたのだろうか。その後のガガの詩を見たりしてもなんとなくマイケルを思い出す人も多いのでは。

さて彼女のステージですが、やはり過激!終始目のやり場に困ります・・・
ファッションが「何よりも大切」と公言する彼女、ワンステージごとに奇抜な衣装を身にまとい胸から火花のビームを放ったり、足でピアノを弾いたり、最終的にはただの下着状態。想像していた通りのガガワールドが全開!
イメージどおりのストリッパー上がりとしての彼女の一面も見られる反面、4歳から譜面を見ずに弾けたという彼女のピアノの才能や、何より歌のウマさが度肝を抜く!!
そのあたりを見ていると、やはり彼女は類まれなる才能の持ち主であり、ただのショーガールとは全くかけ離れた位置にいる事を認識できる。
ラーメンにたとえると、見た目や口当たりは超激辛だが、喉元を通れば非常にコクや深み、旨みがあることに気づいて、最終的に激ウマだったといったところ。(理解できない方は無視してください・・・)

2008年8月にデビューして、この日が2009年6月。まだまだキャリアもこれから、ヒットソングも少ないのにこの観客の盛り上がり様といったらスゴイ。
セットリストもまだ1st Album「The Fame」しか発表していない時期で、もちろん1st Albumの中のシングルカットされた曲が中心に構成。
約50分ほどのステージだが、前半は過激にノリノリで観客を煽り、後半はガッツリ聴かせるステージ構成もカンペキで、切れもいい。
私自身は特にレディガガのファンではなかったのだが、確かにググーッと魅かれるものがあった。

世界的に売れる人には、言葉に出来ない何かしらの要素があるものです。

今後、尊敬するマイケルの背中を追っていくのか、それとも独自の道を更に我々の想像をもつかない方向に突き進んでいくのか、どのような歴史を歩んでいくかわからない彼女だが、そんな彼女の原点ともいえる貴重なステージ映像になる事には間違いない。
画質はこの類のDVDの中ではトップクラスで高画質、高音質で、きっと楽しんでもらえると思います。


2011-07-27(Wed) 13:43 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】CAPTAIN EO (キャプテンEO) [20110725]
今回ご紹介するのは、皆様大好きな「【DVD】CAPTAIN EO (キャプテンEO)」です。
東京ディズニーランドで1987年3月20日から1996年の9月1日まで公開されていたシアタータイプの3Dアトラクション。
マイケル追悼の意味も含め、2010年7月1日から2011年6月30日まで14年ぶりに1年間限りの復活となった。
しかしながらマイケルの絶大な人気に加え、洗練されたパフォーマンスや完成度の高い技術映像、特殊効果などが幅広いゲスト層からの支持を得られたとの事で、2011年5月6日にめでたくレギュラー化が決定。


captaion-eo②

1987年といえばアルバム「BAD」が発表されたり「BAD WORLD TOUR」がスタートした年。マイケルも新たなるステップの時期で目もギラギラしており、脂の乗りまくっている時期であり、マイケルの癖である、「まだ誰も成し遂げていない事を実現したい欲(?)」がMAX状態である事は間違いない。

制作総指揮はジョージ・ルーカス(「スターウォーズ」シリーズ、「インディ・ジョーンズ」シリーズなど)、監督はフランシス・コッポラ(「ゴッドファーザー」シリーズ、「地獄の黙示録」など)と超豪華制作陣を迎え、当時は本当に珍しかった3D映画の製作に挑む。
当時中学生だった私もディズニーランドに連れて行ってもらってキャプテンEOを観たが、確かに3Dメガネを付けて映画を観るのは初体験ではなく、観た記憶にあるのはアニメ映画(「東映まんがまつり」系だったと思うが・・・)くらい。
しかしながら、昨今やっと定着しつつある3D技術を今から24年も前にエンタテインメント映画として実現し成功させてしまうなんて、落ち着いて考えるとやっぱり凄すぎる!
歴史を辿れば1950年代くらいから立体映画の歴史はあり、何度かブームにはなったそうだが、その度いずれも2~4年くらいで鎮静化してしまったらしい。
(昨今の「アバター」以降の3Dブームは「第三次立体映画ブーム」と呼んでいるそう。)
でも私の記憶の中で世間的に大成功した最初の立体映画は紛れもなく「キャプテンEO」ではないかと思っている!
と、熱く語ってもこのDVDは2D仕様なのだが・・・

ストーリーは、色彩を失った暗黒の星にたどりついたマイケル演じるキャプテンEOとその仲間たちが、歌とダンスと彼らの持つ光の力で美しい色を取り戻すために、暗黒の女王とその軍隊に闘いを挑むというもの。
この映画の世界観(特に宇宙船が突進するシーンなど)は、一目見ただけでスターウォーズ旧3部作を思い出させるほどルーカス色満載!
マイケルファンでなくてもスターウォーズファンの方に見せてあげると泣いて喜ぶかも?
スターウォーズに興味のない人は、同じくディズニーランドのアトラクション「スターツアーズ」みたいといったら解りやすいだろうか。(「スターツアーズ」もスターウォーズ旧3部作がモデルになっている。)

ちなみにこれも前に書いた「GHOSTS」同様、短編「映画」なので、見ていない方たちの為にも内容全般については深くは触れないが、とにかく「これぞマイケル!」です。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイです。)

マイケルファンである私たちの大好きなマイケル黄金パターン、最初悪者だった人たちを次々とマイケルの味方に付けていき、彼らを従えたマイケルダンスによって問題を解決してしまう流れ。
しかもやはりショートフィルムよりも奥が深く、たった17分の映画なのに2時間映画を見終わった感覚にも陥り、見終わった後の爽快感が何ともいえない。
マイケルの短編映画やショートフィルムに共通するのは、やはり見終わった後ではないだろうか。
「エンタテインメント(=娯楽)」である事に徹底的にこだわる所がマイケルの作品であり、要するに一言「楽しかった」で全てが終わるし、前向きにもなれる。
よくある映画のように、見終わった後に妙に深く考えさせられるものとか、「何が言いたかったんだろう?」とか消化不良の感じがするようなものは一切ない。(そういうのが好きな方もたくさんいるだろうが・・・)
コレって意外と難しいのではないかと思う。

本編の後に収録されている22分ほどの楽しさも厳しさも垣間見えるメイキング映像は、日本語字幕がないのが残念だが、見ているだけでこの映画のすごさがわかる。
この映画に出てくるマイケルの部下の小動物の船員たちの中で、象のようなキーボード担当の「フーター」や、操縦士兼ドラム担当で1つの体に頭が2つ付いている動物「ザ・ギーグス」の中には本当の人間が入っている。
その人たちのオーディション風景もあったが、小動物のぬいぐるみに入る位の大人となれば、生まれつき身長に対する障害を抱えた人になのだが、そういう障害を持った人たちにもマイケルはちゃんと夢、チャンス、生きる喜びを与えてるのだなあとその人たちの本当に生き生きとした表情を見ればよくわかる。

更にはなかなかレアな域に入る「Another Part Of Me」のステージ映像(BAD WORLD TOUR時)も挿入されており、至れり尽くせりの1本。
ちなみに主題歌の「We Are Here to Change the World」を探している方も多いと聞くので、完全限定生産の「THE ULTIMATE COLLECTION MICHAEL JACKSON」かHIStory storeで販売しているCDの「【CD】ABC(エービーシー)」にも含まれていますので、ずっと気にされていた方はゼヒ!

ルーカスフィルム、フランシスコッポラ、ディズニー、マイケルジャクソンと利権が複雑に絡み合ったこの作品は、公式DVD化を待っていてもまず実現しないだろう。
私自身も今回キャプテンEOが復活してからは一度も観に行けていないので、レギュラー化にほっと胸をなでおろす人のうちの一人だが、このDVDを20年以上ぶりに改めて観た時には、当時ディズニーランドに観に行った時の記憶(その時一緒にいた家族や従兄弟の事、めったに行けない東京や新幹線に乗った思い出など・・・)すらも蘇ってきて思わず感極まってしまったほど大切な作品。
マイケルはいろんな形で私たちの記憶に残っていて、ひょんな事がきっかけでその記憶を蘇らせてくれる。そんな気がする。

フルスクリーン版とワイドスクリーン版の2本もちろんノーカット収録で日本語字幕付き。
画質は「色彩を失った暗黒の星」という設定も重なって若干画面が暗い感じがするので、観る時は映画館の様に部屋の電気を消して観るのがオススメ。
欲を言えばもう少しクリアな画像で観たいところ。
原版がフィルムの為、今見たらくっきり鮮明とまではいかないが特にストレス無く見れるレベルです。


2011-07-25(Mon) 11:48 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】GHOSTS (ゴースト) [20110722]
今回ご紹介するのは「【DVD】GHOSTS (ゴースト)」です。
1997年に、「MOON WALKER」以来9年ぶりに制作された本格的ショートムービー。
巨匠スティーブン・キング(「スタンドバイミー」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」)を脚本に、
特殊メイクのSFX職人、「映像の魔術師」スタン・ウィンストン(「ターミネーター」「エイリアン2」「ジュラシックパーク」など)を監督に迎え、未だかつてない短編映画の作成に臨む!マイケル39歳。

本編の内容をでどっぷりと紹介するのはここでは控えますが、あらすじを少し。

これぞ洋画のクラシックホラーというような洋館に住むマエストロに扮したマイケルが、お化け退治を目的として洋館を訪れる人々をホラー仕立てのダンスで驚かせるという流れでストーリーは進む。ファンタジックで非常に分かりやすいシナリオで「2BAD」「IS IT SCARY」「GHOSTS」の3曲から成り立っており、終始凄まじいまでのダンスの嵐!
この頃のマイケルも非常に脂が乗り切った感じがする。ダンスの切れも抜群で、マイケルが良く使う、日常の音(吐息、服の擦れる音、足踏み、指を鳴らす etc.)をMUSICにしてしまう(シュッとかバババッとか擬音語でしか表現できない)あの感じもいたるところに炸裂!
細かい部分なのだが、個人的にもこのマイケルがこだわっているであろう音の出し方が大好きなのでかなり満足!
ダンスや歌交じりでなく、じっくり演技するマイケルの姿もなかなか見れないが、かなり雰囲気を醸し出しており、ハリウッドスター顔負けの演技力。

ストーリー自体はマイケルいわく「嫉妬や偏見や誤解の物語」。
大人になるにつれて、凝り固まった見方をしてしまうようになったり、誰かが作った「常識」に振り回され、物事の本質を見極められなくなる様や「普通」に退屈し、少し別世界を覗いてみたいといった人間の欲望や、しかしながら一人では心細いがみんな揃えば大丈夫といった人間の弱さ、周りに人がいると強がってなかなか見せない本音など、自分にも大いに思い当たる「人間」の本音の部分に土足で踏み入られ、「そんなんじゃダメだと」言われているような感覚すら抱いてしまう。

更に、子どもと大人の顔色を見比べているだけでも大人になるにつれていつの間にか忘れてしまった何かを思い出させてもらえる様な感じにもなり、様々な箇所にマイケルが伝えようとしているメッセージをびんびん感じる、短いながらも本当に心の深い部分に突き刺さる作品だと思う。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイです。)

マイケルの人生における前半の「顔」ともなった「Thriller」。
何かにつけてその後はスリラーと比較されるようになり、やはり過去の自分の代表であるスリラーを超えたいという思いで同じホラーをベースにしたのではないだろうか。
制作スタッフ陣、制作費、当時の最新技術・・・様々な知恵と努力を詰め込み出来たこの作品だが、なかなかスリラーほどの話題にならなかった。
当時発売のビデオの販売戦略(限定)やDVDの普及がなかったりで、マイケルの作品としてはあまり思う様に世間に浸透しなかったイメージが強いのがこの「GHOSTS」だが、一度観れば先程書いたような作品の深さや、約40分で起承転結もありながらビシっと終わる切れ味の良さ、作品へののめり込み具合なんかはそこら辺の2時間映画を遥かに凌ぐ!
ホラータッチではあるが、そこはやはりマイケル。エンターテインメント作品に徹したストーリーなど、多くのファン方の意見を聞いても解るように、見る前と後では全然その人にとっての「GHOSTS」の捉え方が違ってくるに違いない!

更にエンドロールや10分のメイキング映像では、マイケルの特殊メイクアップシーンやモーションキャプチャー等々のメイキングシーンを大幅に使用しており、この作品がどれだけ苦労されて作成されたかが手に取るようにわかる。オープニングからラストまで見所満載。一言「必見」です!

画像も4:3の高画質版。申し分なくキレイで全くストレス無く見れます。もちろん日本語字幕付きです。





2011-07-22(Fri) 14:15 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】AMERICAN MUSIC AWARDS (アメリカンミュージックアワーズ) [20110720]
今回ご紹介するのは「【DVD】AMERICAN MUSIC AWARDS (アメリカンミュージックアワーズ)」です。
和訳すると「アメリカ音楽賞」。皆さんおなじみのグラミー賞や、ビルボード・ミュージック・アウォーズ、ロックの殿堂入り授賞式と並ぶアメリカ4大音楽賞のひとつで、グラミー賞に対抗して創設される。
その30年以上の歴史の中でマイケルが登場したシーンを見事に繋ぎ合わせた貴重なDVDです。
american music awards
エンタテインメント産業の業界人の投票により受賞者が選ばれるグラミー賞とは違い、主にファンの投票で受賞者が選ばれるAMA。
プロ目線で選ばれるグラミー賞もそうだろうが、エンターテイナーとしてはファンに愛されている象徴として、AMAの受賞はひときわ嬉しいはず。
このDVDは、第一回のマイケルとダニーオズモンドによるアメリカンコメディ風漫才を見てるかのような楽しい司会のシーンからスタート。マイケルが紹介する若かりし日のジャネットにも注目。

冒頭はしばらくマイケルがプレゼンターとして登場するシーンが続くが、さすが生まれつきの大スター。
子どもながらあんなに大勢の観客がいる中、緊張のひとつもせず堂々とした振る舞いに加え、お決まりであるアメリカンジョークも与えられた短い時間の中でさらりと織り交ぜ、きっちりと観客の心を掴んでいる。もちろんプレセンターとしての役割もカンペキ!


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイです。このDVDに含まれるのはこの動画の2:46までです。)

1980年(このDVDのチャプター4)以降は、前年アルバム「Off The Wall」を発表した事もあり、主に受賞者としてのシーンが続く。
ちなみにこの時はマイケルは22歳だが、青年になるにつれてマイケルのシャイな性格の徐々に出てきているのが彼のコメントの短さ、気恥ずかしさを見ていて良くわかる。プレゼンターの立場になればリラックスしているのだが・・・

1984年(このDVDのチャプター6)のAMAは、まさしくマイケルの為の授賞式!前年アルバム「スリラー」の発表により、合計8部門制覇!
これは1993年のホイットニー・ヒューストン「ボディガード・サウンドトラック」と並んで1年間での受賞最多記録。
とにかくプレゼンターが「マイケルジャクソン!」「マイケルジャクソン!!」と止まらない!
マイケル以外の受賞候補者もビッグネームだらけで、受賞候補曲も今でも名曲と語り継がれるものだらけなのに、この年に発表するなんて不運としか思えない。
その他受賞候補者も、この年の勢いのマイケルと並んだだけで内心面白くないだろうし、ほぼ受賞を諦めていただろう・・・

チャプター9の「We Are The World」の受賞の時は、プレゼンターのダイアナロスの先導と共に関係者を続々ステージに上げ、即興で始まる「We Are The World」の大合唱は、そのステージ上にいる大物たちも含め、圧巻!この時の観客は本当に幸せモノだと思う。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイです。このDVDに含まれるのはこの動画の3:23から最後までです。)

チャプター11の「DANGEROUS」は、1995年のMTVアワードでのあの有名なパフォーマンスとは一味違う。
このシーンの動画は「【DVD】SUPERBOWL’93&MTV10th Aniv.’92+more(NFLスーパーボウル)」に載せていますので一見の価値アリ!

その他にも、この手の授賞式で私が一番楽しみにしているのは、マイケルがステージにコールされる前に流れる、本人がいかにスゴイ歴史を歩んできたかを振り返る5分前後の紹介ビデオ。このDVDにも3本ほど挿入されているが、今回もやはり素晴らしすぎる!
(オススメはチャプター6のAMA功労賞の時とチャプター10のAMA特別賞)
その都度オリジナルで作成されるので、その年の、しかも賞(グラミー賞、MTVアワード、AMA・・・)により同じ紹介ビデオはないし、もちろん販売の予定もない。
実現不可能だろうが、こういう類のマイケル紹介ビデオをまとめたものを販売したら、マイケルファンは喜ぶのになぁと思ってしまう。

1974年から2001年まで年代順に幅広く収録した今作、ただの授賞式の詰め合わせなどでは終わらず、順を追って見られるマイケルの成長、授賞式の本当の楽しさ、ステージでは見せないマイケルのちょっとした仕草や表情、マイケルに関わった人たちなど色々見て楽しめるポイントも多く、オススメです。
ひとつ前に同じような授賞式のコンパイルDVD「【DVD】Michael Jackson Awards (アワーズ)」を紹介しましたが、一部内容が被っているシーンもあるが全くの別物。
もちろん2つとも見ておくべき内容なのだが、どちらにしようかと迷っている方がいるならば、まずは今回紹介したDVDから入るほうが、見やすくて解りやすいのでいいと思う。

画質は良くもなく悪くもなく普通。アナログテレビで見ているような感覚で、ある意味画質も急に良くなったり悪くなったりせず安定しているので、見出すとさほど気にならない。


2011-07-20(Wed) 11:15 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
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