今回ご紹介するのは「【DVD】BAD Tour Compilation 1988 (バッドツアーコンピレーション)」です。 まだまだマイケルが元気で貴重なBAD WORLD TOUR時の映像フィルム集。この当時でマイケル30歳前後。 まずこのDVDの幕開けとして「Where It Begins... MJ History」。10分程の映像集だが、他では見た事がないダイジェスト集。 ステージ映像、PV、アワード、CM、様々な歴史的シーンなどを繋ぎ合わせ、序盤からこれでもかというほど マイケルのすごさを堪能できるスグれた構成になっている。いきなりだがこのDVDの一番の見所かもしれない。
当時の西ドイツの映像ではホッケンハイム~ミュンヘン~ヴュルツブルグへとステージが移り変わる。 ヴュルツブルグはオーディエンス映像なのだが、「Man in the mirror」では客席の大勢が今で言うペンライトの変わりにライターに火をつけ、そのシーンを客席から見ると、星空もしくは天空から見た夜景のようにゆらゆらきらめいているように見えるのだが、そのシーンは壮観! 今ではどの国も規制が厳しく、会場内で火をつけるなんて常識的に考えて無理もあるゆえ、このようなシーンももうきっと見ることはできないのだろう。
そしてMTVアワードを経てアメリカツアーの映像に移り、ヨーロッパに戻る。 マイケルのバッドツアーといえばよく映像として使われ、残っているのが我が日本公演。 特に日テレでテレビ中継された横浜球場の2日目の映像がフィルムの保存状態も良く、国内外問わず良く使われるのだが、(【DVD】LIVE IN JAPAN 1987 (ライブインジャパン1987)を参照。)貴重なヨーロッパ、その上にまだレアなアメリカのバッドツアー映像をたっぷり拝む事ができるのはこのDVDならでは。 「Dirty Diana」のここまでしっかりしたステージ映像もなかなか見る事も無い。 (確かにアメリカツアー映像は見るのも苦しい画質のものも多いが・・・)
そして日テレの特番、「緊急特番!来日からステージまで M・ジャクソン IN 東京!!」が収録。 懐かしき日本信販のマイケル起用CMからスタート。今となっては超レア(?)な山口美江をレポーターに起用し、バッドツアーの舞台裏に密着。 元気なバブルス、マイケル来日に興奮し、群がる日本のファンたち。いい意味で時代を感じさせてくれる映像だが、この当時の軽快なナレーションは正直聞いててこっちが恥ずかしい。当時は聞いてて当たり前だったのに・・・ 観客に今や飛ぶ鳥を落とす勢いの秋元康やトシちゃんなどの面々も。 モチロンこの特番は日本語なのでご安心を。