今回ご紹介するのは、「【DVD】HISTORY TOUR IN NEW ZEALAND(ツアー イン ニュージーランド)」です。 1996年11月9日、これから寒くなる時期のせいか、ヒストリーツアーはここから南半球を巡る旅へ。 ニュージーランドのオークランドでの1st Leg最終公演です。マイケル38歳。 「Let's Make HISTORY !!」のかけ声と共に、いつものように小型ロケット「MJ-2040」に搭乗したマイケルがステージに向かう。 スタジアムを埋め尽くしたオークランドのファンの大歓声の中、公演はスタート。 スタート曲「Scream」の最初と最後のあたりでマイケルが2度ほどよろめく。 「あれ?今日はかなりお疲れか?」と思いながら観ているが、マイケルの血色が特別悪いわけでもなく、よろめいた場面以外特に調子も悪くなさそうというかかなりキレもいい。
ところが、何がすごいかといえば、途中から足を拭きながら踊っている!というか「足を拭くダンス」をステージ途中から編み出しているではないか!!これには「まいった」の一言! 「The way you make me feel」の最中、ステージ前方部に女性を追いかけていった帰りの部分などはぜひ一度見てもらいたい!
さて、内容は数あるヒストリーツアーの中でもかなり完成されている。 HIStory storeで扱っているDVDの中でもこの1本だけノーカット!しかも人気の1st Leg! 「The way you make me feel 」「Off the wall medley」「Come together」「D.S.」などのレア曲もしっかり収録。
とくに現時点で、このDVDだけにしか収録されていない「Off the wall medley(Rock with you~Off the wall~D'ont stop till you get enough)」はこの時期がのマイケルが好きな人にとっては最高。あの頃のブギーなステップが再現されており、一瞬タイムスリップしたかのよう。
「Heal the world」では小さな子供がちゃんと歌詞を把握して歌っていたり(オークランドには限らないが・・・)することにもちょっとした感動があったり、カメラ持参でステージに付き添いできている保護者が、ショーの真っ最中にわが子とマイケルの写真を撮ろうとしているにもかかわらず、マイケルは笑って対応していたり、ステージの端にスタスタと歩いていく子供を俊敏な動きでさっと助けに行ったりするマイケルの本性(?)が垣間見えたりする。