今回ご紹介するのは「【DVD】LIVE IN SEOUL SOUTH KOREA (ライブインソウル 1996)」です。 1996年10月11日にお隣韓国のソウル、オリンピックスタジアムで行われたヒストリーツアー。 当時、韓国内で放映されたTV番組のフィルムかと思われる。マイケル38歳。 HISTORY WORLD TOURがスタートしてまだ1ヶ月あたりのこの頃、チェコのプラハからスタートし、軽くヨーロッパを一周した後のアジアツアーのスタート地点。この後台湾、シンガポール・・・と続く。 オープニングムービーでは字幕がハングル語!アジアの雰囲気たっぷりの中、ステージがスタート。 ステージ両サイドのビジョンあたりに立つスーツ姿の韓国人SPもつい目がいってしまうが、なんとも韓国らしい気がする。
観客もヨーロッパあたりの叫び狂うような感じとは違い、その変化自体をマイケルも楽しんでいるのではないだろうか。 「You Are Not Alone」で登場するハグガールも、熱狂絶叫系ヨーロッパ人のファンとは違い、なんともアジアンビューティーというか(あまり顔までは認識できなかったが・・・)目の前に世紀の大スターがいるにもかかわらず、おしとやかな感じで節度もあり、好感が持てる。
セットリストもまだ1st Legということで、人気曲「The Way You Make Me Feel」や激レア「Come Together / D.S.」が含まれていてコアなファンにとっても嬉しい。 それ以外はヒストリーツアーで欠かせない大ヒット曲のオンパレードが続く。 このときのマイケルは確かにマイケルのパフォーマンスなのだが、他のステージと比べてかなり力強く、多少声がお疲れで枯れているせいか、ロックテイストが強めの印象も受ける。
その勝手な行動をした少年の安全をまずは一番に守りながら、超満員の観客にも不安を与えず、楽しみにしていたステージにも水を差さない形で「EARTH SONG」を終える。 ハプニング映像ではあるが、この映像によりマイケルの本当の人格が垣間見えるし、この映像を見てマイケルに対する誤解が解けた人もかなりいたらしい。 「Save the Earth , Save the Children」 Save the Childrenの意味は少し違えど、彼の生き様が行動に現れた瞬間だった。と共に、先程イラっとした自分にも「小さな人間だなぁ・・・」と恥ずかしさも感じてしまう。