└ 今回ご紹介するのは「【DVD】New Years Eve 1996 (ニューイヤーズイブ 1996)」です。1996年12月31日、ブルネイのバンダルスリブガワンのジェルドンパーク遊園地で開催されたヒストリーツアー。マイケル38歳。場所は少し前のブログで書いたブルネイ(ロイヤルブルネイコンサートを参照)。さすがにブルネイ国王とマイケルのパイプの太さなのか、ツアー真っ最中で忙しいマイケルを大晦日に呼ぶのはすごい。普通同じ国で2~3回ステージをこな...
さて、DVDはマイケルがブルネイの空港に到着するシーンから始まり、オープニングは前回のDVDには無かった、HISTORY WORLD TOUR恒例の、小型宇宙船「MJ-2040」に乗って異空間をジェットコースターのように駆け巡り、会場に到着するというビデオ。今回はばっちり収録。 何度観てもこれから始まるショーにわくわくすると共にマイケルの偉大さを感じさせる。
セットリスト全般を見ても、大晦日らしくなんとも贅沢で、舞台演出も会場(ジェルドンパーク遊園地)の事情なのか、いつもと少し違う。 「Black or White」は些細な部分でこだわりだしているし、「Beat It」や「Heal The World」などはシンプルになった分、じっくりメロディや歌声を堪能できる。
そしてHISTORY WORLD TOUR定番のラスト「History」! 私的に職業柄マイケルを見ない日はあまり無いのだが、このDVDの「History」のマイケルを見たとき、今まで見てきた中で最高の部類に入るほどに彼が「男前」だったことにびっくり。 カメラもしっかり彼の表情ををおさえてくれているのだが、各国の国旗が群がる中、堂々と振舞うマイケル。 まるで(というか、もちろんなのだが・・・)「世界のマイケル」といわんばかりのたたずまい。 特にダンスなどは無く、ラストソングということで観客に「ありがとう」と呼びかけるように舞台を行ったりきたりするのだが、顔が「男前」というより、脂の乗り切った、充実感、存在感、MAXのマイケルの表情がかなり魅かれるものがある。 観て頂くとすぐわかっていただけると思うが、彼にまとわるオーラがいつもの何倍にも感じる。