fc2ブログ
blog top Category Archive All title Tag Search RSS Admin
プロフィール

YMJ

Author:YMJ
year of birth:1974
hometown:osaka
favorite song:off the wall
chief of HIStory store

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
C a t e g o r y A r e a [DVD]
カテゴリ一覧
未分類 (2) その他 (6) DVD (38) ワールドツアー日程 (3) CD (1)
【DVD】Jackson 5 Finest Compilation (ジャクソン5 フィネストコンピレーション) [20110801]
今回ご紹介するのは、「【DVD】Jackson 5 Finest Compilation (ジャクソン5 フィネストコンピレーション)」です。
このあたりで原点回帰。マイケルの初期を振り返ろうと思います。
マイケルの歴史のスタートとなったジャクソン5時代の様々な映像を繋ぎ合わせた奇跡の映像集。
1969年~1974年ということは、マイケルは11~16歳あたりとなります。
Jackson5 Finest Complication
毎回ミュージシャンにとどまらず様々な旬のゲストを招く、あまりにも有名な伝説的バラエティ番組「エド・サリバンショー」から始まるが、まずはあまりにも映像がきれいで驚く。
Jackson5が過去2回出演したシーンがどちらも挿入されているが、その頃は珍しかった小さな子どもたちの兄弟グループが歌って踊る姿がほほえましい・・・なんてレベルじゃない!
きわめて目を引くのはもちろんマイケルであり、このグループを牽引するのはボクだといわんばかりのオーラとハンパないプロ意識がほとばしる眼力に一瞬にして釘付けになってしまう。
その他にも観客席にいる若かりし日のダイアナロス(たぶん当時25歳)のかわいらしい姿にも驚く。

続いて1974年のキャロル・バーネットショーの「Dancing Machine」での神がかり的なステップや、ドリフのような教室でのバラエティシーンからミュージカルのように続く「ABC」の完成度など、序盤で既に見所を挙げてもきりがない状態。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイです。)

更には、アメリカンバンドスタンドでのROBERTA FLACKとのデュエットによる「WHEN WE GROW UP」のオリジナルクリップやマイケルのソロパフォーマンス「Ben」、1971年のマイケルソロでのスタジオライヴ「ROCKIN' ROBIN」や同年のジャクソン5コンサートからの「ABC」など一瞬足りとも目が離せない。

それぞれのパフォーマンスを見ていると、ステージ映像でのマイケルが観客をあおる仕草や、バラエティのシーンの中で随所に入れ込むアメリカンジョークなど、その道のプロ顔負けのごとくさらりとやってしまうところにかけ離れた才能を感じてやまないし、全ての行動に全く照れがない。
マイケルが(他のメンバーと見比べても)やはり天才であり、ショービジネスの申し子だと思えるのはこの時代の映像を見るのがいちばん理解しやすいはず。

極めつけは1971年のスペシャル特番、「JACKSON 5 Goin' Back To Indiana TV Special」!
前半は「ジャクソン5のインディアナ凱旋公演のバックステージに密着」という演出によるコメディタッチの内容で、BILL COSBY扮するキャラクター「SCOOP」とジャクソン5の絡みによる軽快なコント&スタジオライブが、日本語字幕がないのが残念だが雰囲気だけでも見ていて楽しい。
アニメ版Jackson 5も登場し、先程も書いたが、ドリフのコントややサザエさんを見ているような懐かしさや親近感すら覚える。当時のCMもカットされずに挿入されているのもなんとなく新鮮で嬉しい。

この年(マイケル13歳くらい)で既に超満員の客席を熱狂の渦に巻き込みながら堂々とパフォーマンスをこなすJackson5やとりわけマイケルを見ていると、早い段階でそれがマイケルにとっての常識になるだろうし、その後次から次へと誰も成し得た事のない新たなパフォーマンスを編み出さないとマイケル自身がマンネリするのだろうなぁとか、観客を驚かせたがる性格は、昔からよく言われる「完璧主義者」とはある意味違い、普通のステージをこなして成功しても
既にに面白くないはずなので、マイケル自身が新たな感動を求める欲が前人未到の新たなステージへのチャレンジに繋がっているのかとか、色々考えてしまう。

マイケルファンの中でもソロ活動後のマイケルが好きな方が大部分を占めるだろう。
(女性の方ならビジュアル的にも大人のマイケルの方がカッコイイに決まっているのも理解できる。)
Jackson5やJacksonsの時代の音楽や映像に踏み込む事に意味もなく二の足を踏んでいる方もたくさんいるだろう。
ただ、原点を知る事は決して無駄ではないという月並みな言葉では語れないものが数え切れないほどあるし、特別な人は生まれた時から特別な存在である事を知らしめてくれる。
「泣かせる」という観点ではなく、マイケルの溢れる才能に驚くという意味で感動のDVDです。
マイケル幼少期入門編としても良し。Jackson5ベスト集としても良し。とりあえず1本くらいは観てみようかな・・・という方にとっても良しの申し分ない1本です!

画質に関しては所々映像が乱れる部分はあるが、それぞれ年代からはまず考えられないほどの高画質で楽しめます。


2011-08-01(Mon) 16:49 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】MAKING MICHAEL JACKSON'S THRILLER (メイキング マイケルジャクソンズ スリラー) [20110729]
今回ご紹介するのは「【DVD】MAKING MICHAEL JACKSON'S THRILLER (メイキング マイケルジャクソンズ スリラー)」です。
歴史的アルバム「スリラー」発表の一年後にアメリカで発売され、その後日本で字幕付きでVHSとLDで発売。
当時かなりのセールスを記録し、当時は短編映画として劇場公開されたほどの作品です。
making MJ thriller
リアルタイムでこの作品のビデオやLDを所有して熱狂していた人たちはDVD化を待ち望んでいた方も多いであろう今作。
今となっては「メイキング映像」といってもありきたりな感じがするが、当時はビデオクリップをショートムービー仕立てにしたのも映画ではないのにメイキング映像を発表したのも全てが初めての事。

マイケルは他のアーティストで言う所のビデオクリップでありPVの事を「ショートフィルム(SF)」と呼び、どのアーティストよりも仕上がりにこだわりまくっていた事は周知の事実。しかもその先駆けとなって、世界中を震撼させた作品が「スリラー」であることは言うまでもない。

私自身もリアルタイムで見た人間ではないが、いざ見てみると、やはり鳥肌もの。
まずはおそらく全世界のほとんどの人たちが一度は目にした事のあるであろう「スリラー」本編から始まる。
「スリラー」に限った事ではないが、マイケルのSFは何度見ても見飽きる事のないのが落ち着いて考えると何とも不思議である。

今でもMJファンからすると観光名所となっている通称「スリラー通り」で撮影する事をかぎつけたファンたちの喜びの声がいくつかあり、メイキングへ。
いざ観だして見ると、作り込みが非常に親切丁寧である事を感じる。スリラーのルーツとなった「狼男アメリカン」という映画の話が出てくると、その映画の一部が流れ、続いて「ジャクソン5」の話になると当時の映像が流れ、「Beat It」、「Can you feel it」の話になった時もしかり。

この手法を用いられると非常にわかり易いビデオになり、ただのメイキングビデオではなくなってしまう。
マイケルファンもいい感じでおさらいができ、知らなかった知識も増え、何よりマイケルファンでない人までちゃんと楽しめる仕上がりになっている。
当時からスーパースターだったマイケルだが、どのタイミングから本当のスターになったかといえば、やはりアルバム「スリラー」発表の頃が急速にファンを増やしたのではないかと思われ、マイケルの歴史の中でもひとつの節目である事は間違いない。
そう考えると、この手法(マイケルファンでない人まで楽しめる構成)は新たにマイケルファンを増やす為なのかと思うと、考えてるなぁと思ってしまう。

他にもダンススタジオであのスリラーの振り付けのレッスンをしている風景を見ていても、よくよく考えるとその後こういった映像もほとんどなく激レア映像であり非常に新鮮であり、何度となく観た「スリラー」の本番のシーンを撮影している風景を別のカットで見たり、マイケルの目に黄色の目のコンタクトを入れている瞬間を見たりしていると、音楽界の歴史が動く直前に立ち合った気がして身震いをしてしまう。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイで、日本語字幕が入ります。)

それだけではなく、監督ジョン・ランディスとの楽しい掛け合いや、恋人役女優のオーラ・レイ相手にじゃれ合い、何故かテンション上がりすぎて発狂しているマイケルやそのファッションなど、思わずつっこみたくなるようなシーンも満載!

当時としてはありえない構成で楽しめたこの映像。熱中した人がたくさんいるのもうなずけるし、今見ても全く古さも感じさせない。
スリラーで最先端メイク技術、「キャプテンEO」で最先端3D映像技術、「ゴースト」で最先端CG技術、作品を出すたびに確実に我々を驚かせないと気が済まないのがマイケル。
そのパイオニアとなったこの作品はたかがメイキング映像だと思うなかれ!
メイキング映像集がひとつのドキュメント作品となっている今作、必見映像です。

うれしい日本語字幕版と字幕なし版を収録。時間はそれぞれ58分ですがあっという間に過ぎ去ってしまいます。
画質は文句なくキレイ。VHSを所有している人も買いなおしてもいいのでは。


2011-07-29(Fri) 10:42 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】LADY GAGA GLASTONMURY FASTIVAL 2009 (レディ・ガガ グラストンベリー・フェスティバル) [20110727]
今回は番外編として、マイケルとかかわりの深かった人の中のひとり、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの「レディ・ガガ」。
彼女の珍しいライブ映像「【DVD】LADY GAGA GLASTONMURY FASTIVAL 2009 (レディ・ガガ グラストンベリー・フェスティバル)」を紹介いたします。

2009年6月26日、イングランド・ピルトンで1970年から行われている老舗の世界最大規模野外ロックフェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」でのガガ出演時の超過激なステージ映像。

(ちなみに2009年6月26日といえば・・・「あの日」の翌日となるわけです。この日出演の多くのアーティストもステージ上でマイケルへの追悼の意を表していたそう。)

ガガが尊敬するアーティストの一人としてマイケルを挙げているが、マイケルも彼女をかなり早い段階からリスペクトしていたのがいろんなニュースを耳にしていてもよくわかる。
マイケルが行う予定だったラストコンサート「THIS IS IT」の前座に決定していたとか、マイケルがガガの楽曲の著作権を購入したとか・・・
とにかくマイケルがいち早くレディガガの才能に気づき、ぞっこんだった事には間違いなさそう。
マイケルと同じく、その他大勢の人がすることに興味がなく、周りにバッシングされようが常に「オンリーワン」を求めて突き進んでいく姿に共感できたのだろうか。その後のガガの詩を見たりしてもなんとなくマイケルを思い出す人も多いのでは。

さて彼女のステージですが、やはり過激!終始目のやり場に困ります・・・
ファッションが「何よりも大切」と公言する彼女、ワンステージごとに奇抜な衣装を身にまとい胸から火花のビームを放ったり、足でピアノを弾いたり、最終的にはただの下着状態。想像していた通りのガガワールドが全開!
イメージどおりのストリッパー上がりとしての彼女の一面も見られる反面、4歳から譜面を見ずに弾けたという彼女のピアノの才能や、何より歌のウマさが度肝を抜く!!
そのあたりを見ていると、やはり彼女は類まれなる才能の持ち主であり、ただのショーガールとは全くかけ離れた位置にいる事を認識できる。
ラーメンにたとえると、見た目や口当たりは超激辛だが、喉元を通れば非常にコクや深み、旨みがあることに気づいて、最終的に激ウマだったといったところ。(理解できない方は無視してください・・・)

2008年8月にデビューして、この日が2009年6月。まだまだキャリアもこれから、ヒットソングも少ないのにこの観客の盛り上がり様といったらスゴイ。
セットリストもまだ1st Album「The Fame」しか発表していない時期で、もちろん1st Albumの中のシングルカットされた曲が中心に構成。
約50分ほどのステージだが、前半は過激にノリノリで観客を煽り、後半はガッツリ聴かせるステージ構成もカンペキで、切れもいい。
私自身は特にレディガガのファンではなかったのだが、確かにググーッと魅かれるものがあった。

世界的に売れる人には、言葉に出来ない何かしらの要素があるものです。

今後、尊敬するマイケルの背中を追っていくのか、それとも独自の道を更に我々の想像をもつかない方向に突き進んでいくのか、どのような歴史を歩んでいくかわからない彼女だが、そんな彼女の原点ともいえる貴重なステージ映像になる事には間違いない。
画質はこの類のDVDの中ではトップクラスで高画質、高音質で、きっと楽しんでもらえると思います。


2011-07-27(Wed) 13:43 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】CAPTAIN EO (キャプテンEO) [20110725]
今回ご紹介するのは、皆様大好きな「【DVD】CAPTAIN EO (キャプテンEO)」です。
東京ディズニーランドで1987年3月20日から1996年の9月1日まで公開されていたシアタータイプの3Dアトラクション。
マイケル追悼の意味も含め、2010年7月1日から2011年6月30日まで14年ぶりに1年間限りの復活となった。
しかしながらマイケルの絶大な人気に加え、洗練されたパフォーマンスや完成度の高い技術映像、特殊効果などが幅広いゲスト層からの支持を得られたとの事で、2011年5月6日にめでたくレギュラー化が決定。


captaion-eo②

1987年といえばアルバム「BAD」が発表されたり「BAD WORLD TOUR」がスタートした年。マイケルも新たなるステップの時期で目もギラギラしており、脂の乗りまくっている時期であり、マイケルの癖である、「まだ誰も成し遂げていない事を実現したい欲(?)」がMAX状態である事は間違いない。

制作総指揮はジョージ・ルーカス(「スターウォーズ」シリーズ、「インディ・ジョーンズ」シリーズなど)、監督はフランシス・コッポラ(「ゴッドファーザー」シリーズ、「地獄の黙示録」など)と超豪華制作陣を迎え、当時は本当に珍しかった3D映画の製作に挑む。
当時中学生だった私もディズニーランドに連れて行ってもらってキャプテンEOを観たが、確かに3Dメガネを付けて映画を観るのは初体験ではなく、観た記憶にあるのはアニメ映画(「東映まんがまつり」系だったと思うが・・・)くらい。
しかしながら、昨今やっと定着しつつある3D技術を今から24年も前にエンタテインメント映画として実現し成功させてしまうなんて、落ち着いて考えるとやっぱり凄すぎる!
歴史を辿れば1950年代くらいから立体映画の歴史はあり、何度かブームにはなったそうだが、その度いずれも2~4年くらいで鎮静化してしまったらしい。
(昨今の「アバター」以降の3Dブームは「第三次立体映画ブーム」と呼んでいるそう。)
でも私の記憶の中で世間的に大成功した最初の立体映画は紛れもなく「キャプテンEO」ではないかと思っている!
と、熱く語ってもこのDVDは2D仕様なのだが・・・

ストーリーは、色彩を失った暗黒の星にたどりついたマイケル演じるキャプテンEOとその仲間たちが、歌とダンスと彼らの持つ光の力で美しい色を取り戻すために、暗黒の女王とその軍隊に闘いを挑むというもの。
この映画の世界観(特に宇宙船が突進するシーンなど)は、一目見ただけでスターウォーズ旧3部作を思い出させるほどルーカス色満載!
マイケルファンでなくてもスターウォーズファンの方に見せてあげると泣いて喜ぶかも?
スターウォーズに興味のない人は、同じくディズニーランドのアトラクション「スターツアーズ」みたいといったら解りやすいだろうか。(「スターツアーズ」もスターウォーズ旧3部作がモデルになっている。)

ちなみにこれも前に書いた「GHOSTS」同様、短編「映画」なので、見ていない方たちの為にも内容全般については深くは触れないが、とにかく「これぞマイケル!」です。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイです。)

マイケルファンである私たちの大好きなマイケル黄金パターン、最初悪者だった人たちを次々とマイケルの味方に付けていき、彼らを従えたマイケルダンスによって問題を解決してしまう流れ。
しかもやはりショートフィルムよりも奥が深く、たった17分の映画なのに2時間映画を見終わった感覚にも陥り、見終わった後の爽快感が何ともいえない。
マイケルの短編映画やショートフィルムに共通するのは、やはり見終わった後ではないだろうか。
「エンタテインメント(=娯楽)」である事に徹底的にこだわる所がマイケルの作品であり、要するに一言「楽しかった」で全てが終わるし、前向きにもなれる。
よくある映画のように、見終わった後に妙に深く考えさせられるものとか、「何が言いたかったんだろう?」とか消化不良の感じがするようなものは一切ない。(そういうのが好きな方もたくさんいるだろうが・・・)
コレって意外と難しいのではないかと思う。

本編の後に収録されている22分ほどの楽しさも厳しさも垣間見えるメイキング映像は、日本語字幕がないのが残念だが、見ているだけでこの映画のすごさがわかる。
この映画に出てくるマイケルの部下の小動物の船員たちの中で、象のようなキーボード担当の「フーター」や、操縦士兼ドラム担当で1つの体に頭が2つ付いている動物「ザ・ギーグス」の中には本当の人間が入っている。
その人たちのオーディション風景もあったが、小動物のぬいぐるみに入る位の大人となれば、生まれつき身長に対する障害を抱えた人になのだが、そういう障害を持った人たちにもマイケルはちゃんと夢、チャンス、生きる喜びを与えてるのだなあとその人たちの本当に生き生きとした表情を見ればよくわかる。

更にはなかなかレアな域に入る「Another Part Of Me」のステージ映像(BAD WORLD TOUR時)も挿入されており、至れり尽くせりの1本。
ちなみに主題歌の「We Are Here to Change the World」を探している方も多いと聞くので、完全限定生産の「THE ULTIMATE COLLECTION MICHAEL JACKSON」かHIStory storeで販売しているCDの「【CD】ABC(エービーシー)」にも含まれていますので、ずっと気にされていた方はゼヒ!

ルーカスフィルム、フランシスコッポラ、ディズニー、マイケルジャクソンと利権が複雑に絡み合ったこの作品は、公式DVD化を待っていてもまず実現しないだろう。
私自身も今回キャプテンEOが復活してからは一度も観に行けていないので、レギュラー化にほっと胸をなでおろす人のうちの一人だが、このDVDを20年以上ぶりに改めて観た時には、当時ディズニーランドに観に行った時の記憶(その時一緒にいた家族や従兄弟の事、めったに行けない東京や新幹線に乗った思い出など・・・)すらも蘇ってきて思わず感極まってしまったほど大切な作品。
マイケルはいろんな形で私たちの記憶に残っていて、ひょんな事がきっかけでその記憶を蘇らせてくれる。そんな気がする。

フルスクリーン版とワイドスクリーン版の2本もちろんノーカット収録で日本語字幕付き。
画質は「色彩を失った暗黒の星」という設定も重なって若干画面が暗い感じがするので、観る時は映画館の様に部屋の電気を消して観るのがオススメ。
欲を言えばもう少しクリアな画像で観たいところ。
原版がフィルムの為、今見たらくっきり鮮明とまではいかないが特にストレス無く見れるレベルです。


2011-07-25(Mon) 11:48 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
【DVD】GHOSTS (ゴースト) [20110722]
今回ご紹介するのは「【DVD】GHOSTS (ゴースト)」です。
1997年に、「MOON WALKER」以来9年ぶりに制作された本格的ショートムービー。
巨匠スティーブン・キング(「スタンドバイミー」「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」)を脚本に、
特殊メイクのSFX職人、「映像の魔術師」スタン・ウィンストン(「ターミネーター」「エイリアン2」「ジュラシックパーク」など)を監督に迎え、未だかつてない短編映画の作成に臨む!マイケル39歳。

本編の内容をでどっぷりと紹介するのはここでは控えますが、あらすじを少し。

これぞ洋画のクラシックホラーというような洋館に住むマエストロに扮したマイケルが、お化け退治を目的として洋館を訪れる人々をホラー仕立てのダンスで驚かせるという流れでストーリーは進む。ファンタジックで非常に分かりやすいシナリオで「2BAD」「IS IT SCARY」「GHOSTS」の3曲から成り立っており、終始凄まじいまでのダンスの嵐!
この頃のマイケルも非常に脂が乗り切った感じがする。ダンスの切れも抜群で、マイケルが良く使う、日常の音(吐息、服の擦れる音、足踏み、指を鳴らす etc.)をMUSICにしてしまう(シュッとかバババッとか擬音語でしか表現できない)あの感じもいたるところに炸裂!
細かい部分なのだが、個人的にもこのマイケルがこだわっているであろう音の出し方が大好きなのでかなり満足!
ダンスや歌交じりでなく、じっくり演技するマイケルの姿もなかなか見れないが、かなり雰囲気を醸し出しており、ハリウッドスター顔負けの演技力。

ストーリー自体はマイケルいわく「嫉妬や偏見や誤解の物語」。
大人になるにつれて、凝り固まった見方をしてしまうようになったり、誰かが作った「常識」に振り回され、物事の本質を見極められなくなる様や「普通」に退屈し、少し別世界を覗いてみたいといった人間の欲望や、しかしながら一人では心細いがみんな揃えば大丈夫といった人間の弱さ、周りに人がいると強がってなかなか見せない本音など、自分にも大いに思い当たる「人間」の本音の部分に土足で踏み入られ、「そんなんじゃダメだと」言われているような感覚すら抱いてしまう。

更に、子どもと大人の顔色を見比べているだけでも大人になるにつれていつの間にか忘れてしまった何かを思い出させてもらえる様な感じにもなり、様々な箇所にマイケルが伝えようとしているメッセージをびんびん感じる、短いながらも本当に心の深い部分に突き刺さる作品だと思う。


(このDVDの画像ではありません。画質はこの動画よりもキレイです。)

マイケルの人生における前半の「顔」ともなった「Thriller」。
何かにつけてその後はスリラーと比較されるようになり、やはり過去の自分の代表であるスリラーを超えたいという思いで同じホラーをベースにしたのではないだろうか。
制作スタッフ陣、制作費、当時の最新技術・・・様々な知恵と努力を詰め込み出来たこの作品だが、なかなかスリラーほどの話題にならなかった。
当時発売のビデオの販売戦略(限定)やDVDの普及がなかったりで、マイケルの作品としてはあまり思う様に世間に浸透しなかったイメージが強いのがこの「GHOSTS」だが、一度観れば先程書いたような作品の深さや、約40分で起承転結もありながらビシっと終わる切れ味の良さ、作品へののめり込み具合なんかはそこら辺の2時間映画を遥かに凌ぐ!
ホラータッチではあるが、そこはやはりマイケル。エンターテインメント作品に徹したストーリーなど、多くのファン方の意見を聞いても解るように、見る前と後では全然その人にとっての「GHOSTS」の捉え方が違ってくるに違いない!

更にエンドロールや10分のメイキング映像では、マイケルの特殊メイクアップシーンやモーションキャプチャー等々のメイキングシーンを大幅に使用しており、この作品がどれだけ苦労されて作成されたかが手に取るようにわかる。オープニングからラストまで見所満載。一言「必見」です!

画像も4:3の高画質版。申し分なくキレイで全くストレス無く見れます。もちろん日本語字幕付きです。





2011-07-22(Fri) 14:15 DVD | TB(0) | コメント:(0) | 編集 |
<< BACK HOME NEXT >>


copyright © 2023 YMJ all rights reserved.

Template By innerlife02

RSS1.0 ,
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
マイケルジャクソン